座卓の脚の加工

幕板のほぞ穴をあけて、内側2面を欠き取る。。

こんな感じ。。

幕板も加工。
脚の欠き取ったRに合わせて、こちらも欠き取り。。ピッタリ合わすのが職人です。。


脚の面取りをして、幕板と一緒に研磨。。そして、組み。。
続いて反り止めの加工。。反り止めは、天板の反りを抑えるために付けます。。
金属の板を埋め込むものもありますが、当工房では昔ながらの加工をして同じ木を使用しています。。

ハの字に加工して

長さ方向にも1mmのテーパーを付けます。画像手前より奥のほうが1mm大きくなっています。

さらに、ケンドンにするために欠き取ります。。

天板裏も加工。。


上下と長さ方向にテーパーになっているので、押し込むとキツク締まって行く仕組みです。。
緩ければ反り止めの意味がなく、キツケレバ入って行きません。。
微妙な塩梅が必要です。。

ボンドが乾いたところで、残りの脚を組み込み。。

角木も付けて、強度バッチリです。。

天板の面も加工して、脚を引っくり返して乗せてみた。。
あとは、反り止めを入れて、天板にカンナをかけて研磨して、脚を組んで塗装です。。
さてさて、仕上がりは・・・・。。。
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座卓制作へ。。。
先ずは天板の材料選び。。。


並べ替えたり、引っくり返したり、木目を見たりしていろいろ悩み削ってみる。。。



木目を合わせて、幅を整えて再度確認。。。これで行きましょう。。。
板と板を矧ぎ合せる場合、通常、板と板の間には核(さね)やビスケットを入れます。
ボンドの接着面積を大きくして、強度を増す為です。
うちでは、さらに強度のあるドミノチップを使用しています。。

左がビスケット。。右がドミノチップ。。

ドイツ製のこの電動工具は、チョイと値が張りますがいい仕事します。。

ボンド付けして圧着している状態。。丸1日放置プレイ。。
この後、加工にはいります。。。
そして、長年使用しているジェットヒーターの燃料タンクから燃料漏れが・・・・・。。
確認してみると、小さい穴が・・・。。

旭川ノースブロスに持ち込んで相談。。。エポキシ樹脂で塞いで様子を見ることに。。。

ベルトサンダーで塗膜を削り、脱脂。。。

もう一ヵ所の怪しいところも。。。


USA製エポキシ樹脂。。。

2液を混ぜて。。


モリモリ盛りました。。。5分程で硬化。。多分これで大丈夫。。。
明日、燃料を入れて確認。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
札幌の木心庵という銘木屋の社長が大分前に亡くなっていたと、以前、そこで働いていた方に聞いた。。
全然、知らなかった。。。ご冥福をお祈りいたします。。
もう随分前だけど、ここで行われた展示会に出展したことがある。。
独立したての頃。。。
出展したのは今でもウチのベストセラーのRBスツール。。

その時からは(この画像よりも)もうチョッとスマートになっているけど・・・。。
右も左もわからなく。。もちろん金も無く。。コネも無く。。やる気と不安しかなかったそんな時だったなぁ~。。
出展料無料だったなぁ~確か。。口の悪い社長だったけど、言っていることは的を得ていた。。
多分10年ぐらい前のこと。。アっという間だなぁ~。。
あの時、出展していた人たちは今でもがんばっているのかな。。
人見知りだから踏み込んだ話はできなかったけれど、もうちょっと、繋がっていればよかったな。。
初心忘れず明日からがんばりますか。。。
14日バレンタインデーの日。。そんな事は関係なく町内の有害駆除施設・木質バイオマスチップ工場・バイオマスボイラー施設を視察に行きました。。
これからの画像にはかなりドギツイものが含まれます。。心臓の弱い方・気分を害する恐れのある方はこの先には進まないでください。。
有害駆除という現実を知っていただく為にあえて画像をUPしています。。
先ずは、有害駆除施設。。


有害駆除施設・・・つまり、エゾシカ・クマ・アライグマの人間が有害とした動物を焼却処分する施設。。
このクレーンで個体を焼却炉へ運びます。。



裏のウィンチで中まで運び入れる。。

制御盤。。

個体保存庫。。ある程度まとまってから、焼却するそうです。。この日は6頭のエゾシカ。。
角・革・肉が利用されることなく燃やされます。。
和寒町では1頭につき、持ち込むと3万円貰えます。。
それだけ被害もあるという事。。
少しでも有効に資源として使用しないといけないなぁ~と、考えさせられました。。。
続いてチップ工場へ。。



重量測定盤を抜けて入ると、チップの原料となる木材の山。。
そして、工場内へ。。




思っていたより細かいチップ。。
含水率は60%前後との事。。




スイス製の機械らしい。。
そして、ボイラー施設に。。




先程のチップを保管。。


スイスシュミット社のボイラー。。

含水率60%でもすごい燃焼です。。

1週間で約20tのチップを燃焼して、ビニール袋一個の灰しかでないそうです。。
今は、このボイラーで役場・図書館などの施設の暖房を賄っているそうです。。
ゆくゆくは、これで発電も出来れば最高ですなぁ~。。。
最後は懇親会。。


アンコウ鍋でした。。。
今季最寒の-30℃になった朝。。

自宅前の霧氷の樹。。

グランドの桜並木。。

工房裏のイタヤカエデ。。
極寒が生み出す自然美ですなぁ~。。
当然、日差しが増すと霧氷は無くなってしまいます。。
どんなに寒くても、動物たちは活動しているようです。。


キツネ・ウサギ・エゾシカの足跡。。。
仕事の方は、天板の反り止めの加工へ。。


キツイと入らず、ユルイと反り止めの役目を果たさないので、結構、繊細さが必要な作業です。。
脚を組んで仮組。。



割れているところに契を入れて、これから研磨作業です。。
ちなみに、杉だと思っていた板。。
カンナで削っていたら、なんか杉じゃないみたい感覚。。たぶん、蝦夷松だな。。
削ってみないと判らないもんですなぁ~。。
依頼主も何の板か判らないといっていたので・・・。。
納品前に詳しい建具屋のオヤジに聞いてみるか!!
針葉樹はほぼ専門外なので仕方がない。。これも勉強だな。。。
昨日・今日と第25回わっさむ極寒フェスティバルの手伝い。。。
昨日の準備。。




氷上ボーリングのような競技・・・アウトコーリングという。。。のコース作り。。。
紋別から運んできた分厚い氷を並べていく。。。
午前中で完成し、昼食をとって解散。。。
そして今日。。本番当日。。




先日の町長選で初当選した町長の始球式。。。


結構な集客で1200人超。。
無事に、氷上ボーリング競技も終了。。
他にもいろいろとイベントがありましたが、付きっきりだったため画像なし。。
最後に、恒例の餅まき。。





餅まきに群がる人たち。。。
そして、仕事の状況。。の前に薪ストーブの集合煙突が詰まりました。。。

吹雪の影響で雪の塊が詰まってしまったようで、気づかずにストーブに点火。。
煙が逆流。。部屋中モクモクに。。。
塊を取り除いたら、すぐにもとの吸い込みに戻りました。。。
杉のデスクの方は。。。

引っくり返っていますが、脚はこんな感じで付く予定です。。
寒さと雪もあと少しの辛抱。。。ガンバルか。。。